トップページ > 泡盛の歴史 > 沖縄ブームで泡盛も大ブレイク

泡盛の戦後史

沖縄ブームで泡盛も大ブレイク

1990年代から2000年代にかけて、空前の沖縄ブームを迎えます。
1992年の首里城復元、それに合わせてNHKの大河ドラマ「琉球の風」の放映。さらに、芸能界では安室奈美恵さんが国民的なスターとなり、それに続き、スピード、マックス、ダ・パンプなど、県出身の芸能人が次々とメディアに登場するようになると、沖縄の知名度、好感度はますます上昇していきました。
さらには、2001年にはNHKの連続ドラマ「ちゅらさん」が大ヒット。シリーズ化に至るまで国民の支持を受けました。
観光客もこのようなブームに乗って大幅に増え、2003年には初めて年間500万人を突破し、リーマンショック以降の不況で2009年には落ちたものの、それまでは右肩上がりでした。

泡盛もそのブームに乗って、大きく成長しました。沖縄県内では1980年代にウイスキー全盛時代から泡盛時代へとの変遷を迎えていましたが、1990年代、2000年代は、沖縄県外出荷が大きく伸びたのです。
残念ながら、県外の愛飲家にとって、泡盛には「臭い、強い」というイメージが定着しており、それを払拭する機会がなかなか得られなかったのが戦後の状況でした。ところが、1990年代以降のブームで沖縄を訪れ、実際に泡盛を飲んでみて、県外の方々に徐々に泡盛本来の風味の良さが伝わり始めたといえるでしょう。また、東京や大阪、福岡など、都市部を中心に、いわゆる「沖縄居酒屋」がたくさんできたことも、泡盛の県外出荷の伸びにつながりました。

泡盛の県外出荷量の推移を見てみると、1997年に初めて年間1,000キロリットルを突破。以後、好調に出荷量を増やし、2001年には2,000キロリットルを超えました。その後、2003年には4,000キロリットル超、2004年には6,000キロリットル以上になりました。
しかし、沖縄ブーム、本格焼酎ブームが沈静化していくにつれ、その出荷量は2004年をピークに少しずつ下がり始めています。
ただ、ブームで知名度は上がり、出荷量も伸びた時期があったとはいえ、日本全体における泡盛の消費量はまだまだ小さなもの。泡盛の良さをいかに県外の方々にアピールしていくかに取り組み、県外の方々に泡盛の素晴らしさをより広めていきたいものです。

« ウイスキーから泡盛への転換

重要なお知らせ

よくある質問

オンラインショッピング

泡盛百科 携帯サイト